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二十○歳処女Eカップな妹(こう書くと見事に安っぽい煽り文句のようだ。ちなみに男がいなかった事にしょっちゅう驚かれる程度には可愛い)とダイアローグ。
『ああ、この子は子供のまんまなのだな』
と改めて思った。そういや以前こいつはやべえと思ってキノの旅を渡した記憶あり。キノの旅は実は上級編なのでチョイスとしては間違っていたような気もするが、しかしそもそも活字がとても苦手なのでなにを渡しても意味ないのかも。そういう意味じゃなんかもうどうしようもないよね! とりあえず渡すものとしてはブギーポップ辺りが妥当なのではないかと思います、押忍。
勿論、本なんか読まなきゃ読まなくてもどうという事もないというかぶっちゃけ『痛い目みれば分かるだろ』とも思うのだが、痛い目を回避する本能は備わっているらしく、俺のモテな友人をして「チーターの目をしている」はけだし名言といわざるを得まい。
話が逸れた。
実際のところ痛い目見るだろう可能性を放っておくのも可哀想だしなぁとも思うんだが。
なんかもう結構本格的にどうしたものか。
ちなみに概ね同じような意見をママンもおもちだが、はっきり云って母にそれを言う資格はない。なにしろ超過保護が妹がそうなった要因の一つでもあるからだ(しかも自覚がないのがまた……)。とはいえ、水を与えたからといって全ての種が芽を出すわけではないのだから、その辺の原因をどうこう云うのは微妙な事だけどねぇ。
ていうか、ママンと妹は何気にキャラ被ってるなぁ。ていうか、ママンの最近の化物クラスな若さにびびってる俺がいる。なんか三十代で通りそうで恐い(実際は50です)。