目的を達成するため、目的を馬鹿正直に主張する事によって、目的が逆に達成できなくなるという事は結構よくみると思う(実はその主張はフェイクで目的は主張によって達せられているという場合もちゃんとあるけど)。愚かな事と思う反面、その問題は直線と迂回による問題解決の手法、ひいては均質化された時間、そこから通過儀礼についてまで問題を広げる事が出来るのだが。
ともあれ、僕は目的の達成を試みようとするような意志から発したもの全てをベクトルとして考え、世の中をその均衡として捉えてしまいがちだ。だからどこをどうつつくかによってどうなるかというのがとても気になるし反面、僕はつつく事よりもむしろ均衡に導こうとするケースの方が圧倒的に多いのだが(人が脆く見えすぎるのだな、実際はそうでもないだろーけど)。
その意味で僕が動かせない人間っつーのは食えないし、面白いよなと思う(自分、表現行為自体が苦手なのも多分この辺に起因してんだろうなぁとか思ったり)。
ついでに蛇足しとくと子荻ちゃん(クビツリハイスクールな)はやっぱ最萌え。終わらない囲碁を独りで打ち続けるような生き方は良いね。