人間という差別

最初に。どこかの誰かが自分達を人間と呼び始め、そして人間はこの素晴らしき人間主義という名の空々しいまでの普遍のもと、あらゆる差別を創り乗り越えそしてそれ自体が差別の審級である事を忘れた。
だから実は、平等である、みんな人間である、事は大いなる罠だ、なんて事を思う。
男女すら二項。男と女? はは、笑わせてくれる。
合理化されソフィスティケートされきった都市にはそこかしこに狂人の唸り声、老人の嘆き、知識人の無声劇、死者のざわめきが絶えず。死を徹底的に排除したツケが生自体の徹底した死への変容とは、全く笑わせてくれる。
黒須太一じゃなくても「生きてる人いますか?」って聞きたくなるね(ハイ、いつも通り例に使う引用は作中文脈とは全然ちゃいます
あー、なんか今日は疲れてます。