緑玉版更新

この人のシナリオ、好きです。
火焔聖母はもう3倍くらいキャラをしっかり弄れてれば……

この人はホームページで「最近は「YU-NO」のような神話構造を持つ《大きな物語》を書こうという人があまりいない。この風潮の是非は置くとして、僕はそういうのが
大好きで物書きになったのだから断じて書く。時間はかかるが、奥深い手応えのある物語をお届けすることを約束しよう」と云ってるわけですが。
で、思ったのはシステム的に回収されていたYU-NOのキャラクタ達はそれでも彼ら自体が小さなメッセージだったのですよ。でも火焔聖母はそうじゃなかった。それが問題だったのだと思います(商売的にね)。つまり、今でもユーノのキャラ達は萌え対象になりうるけど、火焔聖母はそうじゃない、と。
しかしながら、ユーノはやっぱり神話(PC-98の末期というのもなにやら符号を感じる)。だからYU-NO東浩紀動物化するポストモダンに載せたのは正直間違ってると思うのですが。ともあれ、僕も『大きな物語』が好きは好きなんですよ。しかし、『大きな物語』自体が否応無しにデータベース化されて回収されるっつー話は前の『星界の紋章』云々の話の趣旨だったわけなのですが。